健康

歯を失ったときは、インプラントがベストなのでしょうか?

56歳の誕生日にして、ついに入れ歯生活をすることになりました。
食事や運動指導者として健康には気をつけている私ですが、歯についてはあまり気にしていませんでした。

この年で入れ歯かと、かなり気落ちしています。
歯を失ったことで気づいたことも多く、自戒も込めて、皆さまに知っていただきたいことをブログにまとめました。

たかだまん
たかだまん

私はこれまで骨折やむち打ちなどたくさん怪我をしてきましたが、「もう治ることがない」という不可逆性の病気(?)ははじめてかもしれません。

1.歯を失ったときの治療法には、どのようなものがありますか?

むし歯や歯周病、事故などで歯を失ったままにしておくと、噛み合わせの崩壊、隣の歯の傾き、見た目や発音への影響など、様々な問題が起こります。

そのため、治療によって欠けた歯の代わりを作ることになります。
現在は次の3つの方法があります。

・ ブリッジ
欠けた歯の両隣を削り、その歯を土台として人工歯を橋渡しにする方法です。

・入れ歯(義歯)
取り外し式の人工歯で、歯ぐきや残っている歯に金具や樹脂を引っ掛けて使う方法です。

・インプラント
あごの骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を固定する方法です。

次にこの3つの治療法について、メリットとデメリットをご説明します。

2.ブリッジ、入れ歯、インプラントのメリット・デメリットとは?

自分の知り合いなどに聞いてみたところ、インプラントをすすめる声が多かったです。
私よりも若い人が多いので、事故などで前歯が欠けてしまい、見た目が優れていること、取り外しが不要なことが選んだ理由のようです。

しかし調べてみると、インプラントが骨に結合せず失敗するケースや、高齢になってからメンテナンスができなくなるなど、問題もあることがわかります。

費用について、私が聞いたときは1本35万円でしたので、2本で70万円です。
治療期間についても3ヶ月〜半年近くかかるようです。

選ぶタイミングも、今しかないわけではありません。

私はすでにブリッジをしていましたが、今回はその土台の歯が割れてしまい、再度のブリッジは不可能になりました。
そのため、入れ歯かインプラントという選択になります。

今回は保険適用の入れ歯から始め、もし合わなければ自費診療の入れ歯、そしてインプラントと、段階を追って試してみることにしました。

2-1.ブリッジのメリット・デメリットとは?

〇メリット
・固定式で違和感が少ない
・短期間、保険適用で費用が抑えられる
(保険適応で1本あたり1~3万円ほど)

×デメリット
・健康な歯を削ることになる
・両隣の歯に負担がかかる
・欠けた歯が多いと不可能

2-2.入れ歯(義歯)のメリット・デメリットとは?

〇メリット
・ほぼどんな欠損でも作れる
・保険適用で費用が抑えられる
(保険適応で1本あたり5千~1万5千円ほど)

×デメリット
・違和感が大きい
・噛む力が弱くなる
・つけ外しや手入れが面倒

2-3.インプラントのメリット・デメリットとは?

〇メリット
・噛む力が天然歯に近い
・見た目と使用感が自然

×デメリット
・自費治療で費用が高額になる
(自費診療で1本30~50万円ほど)
・手術と日数がかかる
(骨とチタンが結合するまで3~6ヶ月)

たかだまん
たかだまん

インプラントのデメリットとして、一度手術すると外すことができなくなるという点があります。
年をとってほとんどの歯がなくなり、認知症になったときなどに口の中を傷つけてしまうなどの問題も発生しているようです。

3.実際にブリッジにしてみた感想は?

私は30歳で歯を一本失い、そのときはブリッジにしました。
当時、その歯医者が「入れ歯という選択もありますよ」といってくれたかどうかは定かではありません。

3本の歯が2本になれば、1本あたりの負担が大きくなります。
歯の中の神経を抜いてしまうと「枯れ木」のような状態になり、強度も下がります。

ブリッジは通常10年ほどしか持たないようです。
私の場合は25年持ちましたので、筋トレや格闘技で食いしばっていたにしては、がんばってくれたのではないでしょうか。

最後は歯の根が二つに割れてしまい、ブリッジがとれてしまいました。

(画像右下)

入れ歯の違和感や手入れの問題で、多くの場合はブリッジにするようですが、両側の「健康な歯を削る」という点については、いまでも疑問に思います。

噛む力について不具合は感じませんでしたが、やはり治療側は強く噛むことができず、左右の咬筋(ほほにある噛むための筋肉)に差ができて顔が歪むという結果になってしまいました。

たかだまん
たかだまん

そもそもブリッジをするとそうなのか、その歯医者の治療が良くなかったのかはわかりません。
もしブリッジをしないで歯が抜けたままにすると、両側の歯が内側に倒れてきたり、噛み合わせの歯が抜けてきたりして、歯列が乱れてしまうようです。

たかだまん
たかだまん

朝食を食べていてブリッジが取れたときの、口の違和感はもの凄いものでした。
何かまちがって、テーブルの珊瑚が口に入ったのか(写真参照)と思ったほどです。そんな訳ありませんよね。

4.奥歯のない数日間に感じたこと

ブリッジがとれたのが年末だったこともあり、年末年始は奥歯なしで生活することになりました。
その間、いろいろと不便を感じました。

4-1.あごが疲れる。

とにかく困るのが、片側のあごだけが疲れることです。
片側の歯がなくなると、噛む回数は倍になると思っていましたが、実際にはそれどころではありません。

普通食べものは左右の歯の間を行ったり来たりしているので、“逆”倍々ゲームのようなスピードで細かくなっていくのですが、それができなくなってしまいます。

たかだまん
たかだまん

不思議なもので、歯が無い側でも食べものを噛みたくなります。
ただ数日経つと慣れたのか、この感覚はなくなりました。
人は何でも慣れてしまうのがすごいと思うとともに、怖ろしいとも感じます。

4-2.消化がわるい。

噛めない結果、食べものが大きいまま胃に入ることになります。
片側で噛んでいると歯が冷たく(熱く)なりやすいので、余計に早く飲み込みたくなります。

いずれも消化液の働きが弱くなるため消化ができず、胃の中に長く留まり、膨満感が続くことになります。

4-3.食べ過ぎる。

噛むことが脳の満腹中枢を刺激することは、よく言われています。

片側で噛んでいると脳への刺激が少ないのか、お腹はいっぱいなのにもっと食べたいという感じです。

たかだまん
たかだまん

今回の体験で「早食いは太る」を実感しました。柔かい食べものを食べたり、スムージーなどを飲んでもで同じことが起こります。

4-4.話がしにくい。

空気がもれてしまうため、「い」や「ひ」、「し」や「す」などの発音がしにくいようです。
下を向いているとよだれが垂れやすいのも困りました。

その結果、人と話すことがおっくうになります。
高齢者にとってこのケースは多いと思われ、引きこもりがちになったり、認知症の引き金にもなりかねません。

4-5.力が入りにくい。

筋トレをするとよくわかります。

立ちしゃがみをするスクワットなどをすると体に縦の軸があることを感じやすいのですが、奥歯がないと両側で均等に噛みしめることができず、軸がまっすぐ作れない感覚です。

5.実際に入れ歯にしてみた感想は?

たかだまん
たかだまん

私は歯科医師ではありませんので、あくまで自身の感想としてお読みいただければと思います。

冒頭にある写真は、実際の私の入れ歯です。
はじめて入れたときの感想は「こんなもの無理!」でした。

歯なんて、間に何か詰まっても気持ちがわるいですよね?
ましてこんな大きな「異物」が挟まって、普通でいれるわけがありません。

ずっとあめ玉をなめているような感じで、唾液が止まりませんでした。

食事をしたときの違和感もすごいです。
まるで食べものをサランラップで包んで食べているような感じでした。

私はどうしても我慢できずに入れ歯を外して食事をしましたが、早く慣れるためには医師に言われた通り、我慢したほうが良いのかもしれません。

良かった点として、見た目は自然な感じになりますし、発音もしやすくなりました。

たかだまん
たかだまん

私が弱音を吐いていると、ある歯科医に「義手や義足だって、すぐ使えないでしょ」「慣れるのに3ヶ月かかりますよ」と言われました。

そして半年が経過した現在はというと、やはり毎朝憂鬱です。

人体って本当に凄いなと思うのですが、寝るときに入れ歯を外すと、夜のうちに歯列を再構成して「隙間を埋めようとする」ようなのです。

そのため、毎朝入れ歯を入れる度に違和感があり、朝食を食べるときには痛みがあります。

噛む力については、以前の半分もないのではないでしょうか?

肉などはもちろん、パンでもフランスパンやベーグルのような固いものは痛くて噛むことはできません。

結果、「入れ歯側では噛まない」という咀嚼(そしゃく)パターンを身に着けたようです。
今後は左右の筋肉に差が生じて、顔がゆがんでしまう可能性があります。

体も同じです。膝や腰に痛みがあると、その痛みが出ないように体を使うようになり、体がゆがんでしまうことがあります。

たかだまん
たかだまん

自費診療の入れ歯は台座が樹脂製で面積も広いため、ワイヤーが食い込むことはなく、痛みも軽いのかもしれません。

入れ歯を忘れて出かけてしまうこともあるのですが、食事の際に食べにくくてイライラするのも事実です。

結論として現状では、使うか使わないかでいうと「使うほうが良い」です。
保険診療の入れ歯で不満かどうかでいうと「不満はない」です。

しかし違和感はずっとあり、何かに集中しているときは良いのですが、車を運転したりデスクワークをしていると、どうしても外したくなってしまいます。

たかだまん
たかだまん

入れ歯を外したときは、ティッシュなどにおいてはいけません。
間違って捨ててしまうことがとても多いそうです。

私も気が付くと入れ歯をしていないことがあり、一度はゴミ箱のなかで発見しました。

日本人の加齢に伴う歯の本数は、以下の通りです。

歯のブラッシングやクリーニングが大事であることはいうまでもありません。
しかし、しっかり歯のお手入れをしていても、入れ歯になるリスクはあります。

そんなとき、あなたが少しでも良い選択をされますように。

たかだまん
たかだまん

歯医者について私は専門外ですが、下記の本をお読みいただくと、いろいろと分かることも多いです。

高田 洋史

107.5キロ→73キロへダイエット→88キロへボディメイク。パーソナルトレーナー・フィットネスコンサルタントの高田洋史(たかだひろし)です。お客様のダイエットやボディメイクをサポートすることで、人生に貢献できることを喜びとし、ライフワークとしています。「たかだまんのあなたの人生がちょっと良くなるブログ」主宰。宮古島在住、全国で活動中。

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